徳島市の内藤佐和子市長は5日開会した市議会9月定例会で、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で行われた今夏の阿波踊りについて「(開催は)英断だった」と述べ、主催した実行委員会の判断を改めて称賛した。有名連で多くの感染者が出たことや感染対策の不徹底が指摘されていることには言及しなかった。

 市長は提出議案の説明に先立つあいさつで、3年ぶりの街中での開催を「街全体が笑顔と熱気に包まれるお盆が戻ってきた」と総括した…