自分の強みを生かしたいと抱負を話す新加入のFW押谷=鳴門ポカリスエットスタジアム

 J1名古屋から徳島ヴォルティスに完全移籍で加入したFW押谷祐樹(28)が20日、鳴門ポカリスエットスタジアムでチームに合流し、「得点に絡むプレーで貢献したい」と抱負を語った。

 移籍の理由について押谷は「前からプレスして全員でハードワークをする徳島のスタイルが自分に合っていると感じた。好機は多いが得点力不足という課題も聞き、自分がゴールを挙げたいと思った」と説明した。

 171センチ、71キロで縦への突破や決定力が強み。ミドルシュートも持ち味で、「積極的に打っていく。シーズン途中からだが、5ゴール5アシストはしたい」と具体的な目標も口にした。

 徳島の思い出は岡山でプレーしていた16年6月のリーグ戦で徳島から決勝点を挙げたこと。試合以外で徳島について知っているのは「夏の阿波踊りと徳島ラーメンぐらい」と苦笑いする。

 ウタカをはじめFWのレギュラー争いは激化しそう。「一日も早く慣れて試合で全力を尽くす」と活躍を誓った。