顔に魔よけの文字を書き込まれる子ども=那賀町平谷の平谷八幡神社

 那賀町平谷の平谷八幡神社で、秋祭りがあり、顔に白粉(おしろい)を塗った若者らが魔よけのため、子どもたちの顔に墨を付ける独特の行事が行われた。

 20~50代の10人が隈(くま)取りのような化粧をして、みこしの先頭で集落内を練り歩いた。神社に戻ると、境内にいる子どもを捕まえては顔に墨で八幡神社を表す「八」の文字などを書いていった。あまりの怖さに泣き出す幼児もいた。

 小学生ら6人も化粧をし、県内でも同神社にしかないという「かきだんじり」(担ぎだんじり)に乗ってお囃子(はやし)を奏でた。氏子らが担ぎ棒を持ち、だんじりを前後左右に激しく揺さぶる場面もあり、観客から大きな歓声が上がった。