「マイワシのれん」銀色の輝き　徳島・鳴門で天日干し

　鳴門市北灘町宿毛谷の北灘漁協が運営する産直施設「ＪＦ北灘さかな市」で、マイワシの天日干しが始まり、銀色の魚体が初冬の日差しに輝いている。

　漁協に水揚げされたマイワシが毎日３００匹ほどつるされ、のれんのよう。潮風に吹かれて翌日には一夜干しが出来上がり、同所で一串（１２匹）３８０円で売られている。

　漁協職員の菊川力男さん（４１）は「今年は脂の乗りがいい。多くの人に味わってほしい」と話していた。作業は来年２月末まで続く。