造り酒屋のシンボルである「杉玉」をインテリアとして飾ってもらおうと、杉玉作り教室が15日、神山町阿野の神山森林公園イルローザの森であった。
徳島市や石井町などから15人が参加。球状の金枠に杉の葉をぎっしりと差し込み、葉を園芸ばさみで丸く刈り込んで、直径35センチほどの杉玉を完成させた。
公園を管理する徳島中央森林組合の間伐作業で出た杉の葉を軽トラック約4台分使用した。
夫婦で参加した馬場範夫さん(66)=石井町藍畑=は「杉玉を見ることはあっても触ったことはないので興味があった。想像以上に疲れる作業でした」と話していた。