前半、シュートを放つ徳島のFWウタカ(中央)=鳴門ポカリスエットスタジアム

 サッカーJ2徳島ヴォルティスは21日、ホーム・鳴門ポカリスエットスタジアムで大宮アルディージャと対戦し、後半2ゴールを挙げて2ー1で競り勝った。リーグ戦で9試合負けなしだった大宮に黒星をつけた。徳島は9勝4分け11敗で、勝ち点を31とした。順位は15位。

 徳島は新加入のFWピーター・ウタカが先発した。前半、序盤は徳島がボールを保持してチャンスをつくったが、中盤になると、大宮にボールを持たれ、セットプレーからゴールに迫られるなど、15分ごとに攻撃の主導権が入れ替わる展開。29分には、大宮に中盤でパスカットされてカウンターを受けたが、シュートはポストに当たり失点を免れた。

 その後、徳島が反撃。30分、島屋からのボールをウタカが収め、パスを受けた前川大河がゴール左のニアサイドを狙ってシュート。しかし、GKの好守でネットは揺らせなかった。前川は36分にもミドルで狙ったが枠を捉えられなかった。終盤にはウタカがペナルティエリア内で切り返してシュートを放つも阻まれ、直後のコーナーキックのヘディングシュートも枠をそれ、0-0で前半を終えた。

 後半はめまぐるしく攻守が入れ替わる展開だったが、11分、左サイドの岩尾憲が送ったパスに前川大河が抜けだし、左足で逆サイドのネットにボールを流し込んで先制した。直後に、大宮のGKから始まったカウンターを防ぎきれずに同点とされたが、21分にウタカからのパスを受けた岩尾がシュートを決めて勝ち越した。その後、左サイドの大本祐槻の積極的な攻め上がりや前線のウタカがチャンスをつくるなど攻勢を保った。

 大宮が前線に長身の選手を投入するなど攻撃の圧力を強め、押し込まれる時間帯もあったが、守備陣が粘り強くはね返し、1点のリードを守り切った。

◇明治安田J2第24節  鳴門ポカリスエットスタジアム  観衆5801人

徳島 2-1 大宮
   0-0
   2-1

【得点者】徳島=前川大河(後半11分)岩尾憲(後半21分)
     大宮=大前元紀(後半14分)