県産食材をふんだんに使った給食に舌鼓を打つ児童=徳島市の佐古小

県産食材をふんだんに使った給食に舌鼓を打つ児童=徳島市の佐古小

 徳島市の全小中学校46校で19日、市中央卸売市場に出されている食材を使った特別メニューの給食が提供された。卸売業者などでつくる市中央卸売市場協会と市が「市場ランチの日」と銘打ち、初めて実施した。

 メニューは、県産タチウオなどのすり身を使ったフィッシュカツやネギ、シイタケなどをご飯に載せた「フィッシュカツ丼」と、県産のコマツナやモヤシが入ったナムル。

 同市南佐古四番町の佐古小では、児童520人が舌鼓を打った。3年生の花岡芭奈(はな)さん(9)は「フィッシュカツは食感も軟らかで、おいしかった」と喜んでいた。

 「市場ランチの日」は市場が1972年に開設された月に合わせ、市が企画した。