写真を拡大 すだらぶをもつ高橋さん=小松島市中田町のアトリエ「Rose&Mary」

 小松島市中田町のアトリエ「Rose&Mary(ローズアンドマリー)」を拠点に活動する押し花インストラクターの高橋輝美さん(55)がハート型のスダチ「SUDALOVE(すだらぶ)」を売り出した。高橋さんは「料理に添えて感謝や愛情を伝えてほしい」とPRしている。

 商品はオンラインで販売しており、出品すると数時間で完売になることもあるなど売れ行きは好調だ。収穫できるたびに出品し、値段は5個入り2480円、別途送料520円がかかる。現在、約100個を収穫しており、近日中に出品する予定。※すだらぶは収穫量により値段を変更する場合がある。

写真を拡大 試作途中のスダチ (提供写真)

 高橋さんはハンドメイド作家が集うイベントに参加し、ハート型のレモンのイヤリングを見てすだらぶのアイデアを思いついた。2020年7月から自宅で育てているスダチにクッキーを作る際に使う型などをはめて試したところ、雨風で外れたり、取り外すときに傷がついたりしてうまくいかなかった。

写真を拡大 ハートの形をしたスダチ「SUDALOVE」

 昨年4月から県立工業技術センターや知人の農家などの助言や協力を得ながら実験を繰り返し、スダチを4方から囲む型を使うと最もきれいにハート型になることが分かった。その後も試行錯誤を続け、今年7月に120個を収穫した際に理想的な形のスダチができあがっていた。

 完成品は試験販売を行ったほか知人に配り、調理した写真の提供してもらっている。写真はインスタグラム(@sudalove10)で紹介しており、刺身やサラダ、飲み物などを愛らしく彩っている。高橋さんは理想のハート型にたどり着くまでの2年間を振り返り「大変な時期もあったが、多くの人の協力のおかげでなんとか完成させることができた」と語る。

 今後については「スダチの価値を上げることで、農家の人手不足解消に一役買えるのでは」と期待しつつ、「型をつける時期や期間、位置などを調整しながらよりよい商品作りを目指す」力を込めた。

販売サイトはhttps://rosemary10.base.shop/ 、https://jp.mercari.com/user/profile/699531624(鈴江宗一郎)