「裏年とはいえ、こんなに実が少ないんは、初めてじゃ」。今シーズンの露地物スダチの収穫時期を迎え、生産者は口をそろえる。JA関係者によると、2021年の豊作で必要な養分が十分に蓄積できなかったほか、寒さによる冬の落葉が要因という。

 スダチの生産量は、減少傾向をたどっている。20年度(速報値)は3772トンとなり、約20年前に比べて半減している。22年は、さらなる生産量の減少が懸念されている。