改正公選法の成立で選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられるのを受け、徳島県明るい選挙推進協議会連合会などは20日、阿南高専(阿南市)で、3年生163人を対象に啓発授業を行った。
県選挙管理委員会の職員が、有権者は電子メールを使った選挙運動ができないことや投票の流れを説明。模擬投票もあり、「投票の義務化」をテーマに投票を体験した。
機械工学科の池翔平君(17)は「投票の詳しいやり方を知らなかったので参考になった。責任を持って投票できるよう政治の知識を増やしていきたい」と話した。
連合会などは昨年度まで鳴門教育大で選挙啓発の授業を行ってきたが、改正公選法成立で県内全ての大学と阿南高専に対象を広げた。