プロゲーマーの「サーニーゴ」として活動する徳島市出身の嶋田大地さん(25)=大阪市在住=が、ゲームやアニメで世界的人気を集める「ポケットモンスター(ポケモン)」をカードゲーム化した「ポケモンカードゲーム」の世界大会で準優勝に輝いた。

 世界大会は8月18~21日に英ロンドンで19年以来3年ぶりに開かれ、50カ国の代表約600人が出場した。嶋田さんは国内大会「チャンピオンシップシリーズ」で18、19年に優勝しており、前回に続いて世界の強豪と戦った。

 

 

 試合では、事前に自分の好きなカードを組み合わせた「デッキ」を作り、カードの能力を使って1対1で対戦する。前回の世界大会で嶋田さんは、出場約600人のうち65位と実力を発揮できなかった。日本と海外では流通しているカードの種類やルールの違いなどがあり、普段の戦術ができず苦労したという。そのため、海外に適応したルールで仲間との勝負を繰り返し大会に備えた。

 カードの流行や、それに合わせた戦術を見極めながら練習を重ねたことも功を奏して予選を通過。チェコ代表と対戦した決勝は準備したカードの相性が悪かったこともあり、アグレッシブに戦ったが頂点に届かなかった。「正直さらに上に行けたとは思うけれど、周囲が喜んでくれてうれしかった。結果より内容にこだわった試合にできたこともよかった」と嶋田さん。

 現在はポケモンカードのプロゲーマーとして大会への出場や公式ショップの宣伝活動を行っている。ユーチューバーとしても活躍しており、カードゲームの攻略法を解説するほか、初心者向けにルールやイベントへの参加方法を分かりやすく説明し、チャンネル登録者は17日時点で2万9千人に上る。

 嶋田さんは「次こそは世界大会で優勝したい。イベント活動を精力的に行うなど、プレーヤーや配信者としての活動も広げていければ」と意気込んだ。(辻崎愛満)