小籔さんをドラムに迎え、演奏するチャットモンチー=徳島市のアスティとくしま(上山陽介撮影)

 7月での”完結“を発表している徳島発ロックバンド・チャットモンチーの最後のステージとなる「チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2018」が21日、徳島市のアスティとくしまで開幕した。

 チャットモンチーは、曲ごとにサポートドラマーとして奥田民生さん、吉本新喜劇座長の小籔千豊さんらを迎え、全9曲を演奏。5千人のファンが見守る中、2011年に脱退した元ドラマー高橋久美子さん(愛媛県出身)とともに代表曲「シャングリラ」を奏でると客席は大きな歓声に包まれた。

 フェスには南海キャンディーズなど、チャットモンチーと親交のあるお笑い芸人も多数出演。会場前には徳島の特産品を使った飲食ブースが設けられ、全国から訪れたファンを楽しませた。

 22日も行われ、チャットモンチーは2005年のデビュー以来13年間の活動を終える(チケットは完売)。