水遊びする子どもたち=22日正午ごろ、板野町のあすたむらんど徳島

 22日の徳島県内は高気圧に覆われ、気温が上昇した。最高気温は那賀町木頭出原で7月の観測史上最高となる38・2度を記録。三好市池田町でも35・7度を観測し、7日連続35度以上の猛暑日となった。

 徳島地方気象台によると、最高気温は海陽町35・5度、美馬市穴吹町35・1度、徳島市34・4度など各地で平年を2~8度上回り、全8観測地点で12日続けて30度以上の真夏日となった。

 徳島新聞の午後7時時点のまとめでは、11市町で計17人が熱中症か、その疑いで搬送された。

 板野町のあすたむらんど徳島では、暑さを楽しむ子どもたちの歓声が響いた。厳しい日差しの下、子どもたちは「じゃぶじゃぶ池」の噴水の周りでしぶきを浴びたり、水を掛け合ったりして大はしゃぎしていた。

 23日は二十四節気の「大暑」。1年で最も暑い時期とされる。県内は引き続き高気圧に覆われ、最高気温は徳島市35度、三好市池田町36度、美波町34度と予想されている。