J2の最終第42節は各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは松山市のニンジニアスタジアムで愛媛FCとの四国ダービーを戦い、0-3で敗れ、今季最終戦を白星で飾ることはできなかった。通算成績は13勝14分け15敗(勝ち点53)の14位に終わった。
徳島は序盤から愛媛の堅い守備の前に効果的な攻撃を繰り出せず、こぼれ球を拾われて防戦に回った。前半26分、左サイドからのクロスのこぼれ球を近藤に押し込まれて先制を許した。後半は立ち上がりからやや前線に飛び出していくプレーが出始めたが、20分にCKを獲得した場面でDF石井が2枚目のイエローカードを受けて退場処分に。数的不利となって劣勢を招き、その3分後に左CKに飛び込んだ林堂に頭で合わされ2点目を失った。終盤にかけて津田、井澤と前線に新たな選手を投入してゴールを狙ったもののチャンスを築けず、40分に愛媛のエース瀬沼に3点目を決められて万事休した。
愛媛FC 3-0 徳島ヴォルティス
前半1-0
後半2-0
▽得点者【愛】前半26分 近藤
後半23分 林堂
後半40分 瀬沼