収穫が最盛期を迎えたオモト=那賀町延野

 正月の生け花に使われるオモトの収穫が、日本一の生産量を誇る那賀町相生地区で最盛期を迎えている。

 同町延野の延片(のぶかた)宏郎さん(41)方では40アールで約3万枚を栽培。遮光や防風用の黒いネットで覆った畑で、葉を丁寧に切り取り、10枚1組にして箱詰めする作業を終日行っている。

 JAアグリあなんによると、今年は春が天候不順だった影響などから相生地区の収穫量は約76万枚と、前年に比べやや落ち込む見通し。

 オモトはササ状の深緑の葉と小さな赤い実をつけるユリ科の常緑多年草。地区では41戸が計13ヘクタールで栽培しており、全国シェアの6割を占める。主に京阪神方面に出荷される。