干し柿にするため軒下につるされた柿=那賀町中山

 徳島県内の山間部で干し柿をつるす作業が始まり、オレンジ色のカーテンが冬の訪れを告げている。

 那賀町中山の農業小籔和子さん(75)方では、軒下に皮をむいた渋柿約300個が干されている。同町拝宮の夫の実家から持ち帰った柿は「拝宮柿」と呼ばれ、干し柿に適しているという。20日ほどで渋味が抜け、甘い干し柿が出来上がる。

 小籔さんは「離れて暮らす娘が正月に帰ってきたとき、一緒に食べるのが楽しみ」と話していた。