建築業に携わっていた父親の影響で自然とこの業界を目指したと話す。今担当している現場で3カ所目。

建築業に携わっていた父親の影響で自然とこの業界を目指したと話す。今担当している現場で3カ所目。

【建築】
北岡組 建築部
長尾優輝さん(20・上板町出身)

 徳島科学技術高の建設技術類建設コースを卒業後、北岡組に入社して今年で2年目。主に現場監督として、建築工事の進行上必要となるさまざまな基準線を地面や柱などに記していく墨出し、記録用の写真撮影、物品の管理や清掃等を行っている。特に設計ソフトCADを使って、パソコン上で施工図を書くことにやりがいを感じていると話す。「高校の授業でCADを使った経験が役立ちました。実際の仕事では、設計士が作成した図面をベースにして施工図を作ります。工事の基本となるので責任重大な業務です」。加えて、現場全体を把握することも重要な役割。「現場監督は段取り屋というイメージ。進捗状況を管理しながら、細かなところまで打ち合わせして指示出しをします。現場ごとに土地の条件や建物の構造などが違うので、関係者全員がスムーズに作業できるよう計画的に進めていきます。夏場は熱中症にならないよう朝礼で注意喚起もします」と真剣な眼差しで語る。

 2021年、北岡組で発足したのが「若手社員プロジェクト」。社外でいろんな経験を積んで若いうちから視野を広げ、今後の業務に役立てられるようにとスタートした。現在、入社2年目~5年目の7名で活動しており、その最年少が長尾さんだ。例えば同業他社の若手社員との意見交換会では、さらなる知識が身につき、同年代との親睦も深められた。土木建築の魅力を発信するべく地元の高校の生徒へ向けて出前授業をしたり、美馬市の宿泊施設のボランティア清掃などもしている。「社会貢献できるいい機会になっています。月1回プロジェクトの発案会議をしていて、この前は次の出前授業でどんな内容にするか意見を出し合いました」。

 何事も意欲的に取り組む長尾さん。二級建築士の資格取得を目標に掲げている。冬からは、毎週日曜に徳島市の総合資格学院へ通い、試験勉強を本格化させる予定だ。

北岡組
本社/徳島県美馬市美馬町妙見67-2
0883-63-3155