(左から立候補順に)武田喜善、中川重文、加美一成の3氏

(左から立候補順に)武田喜善、中川重文、加美一成の3氏

 美馬市の藤田元治前市長の辞職に伴う市長選が25日、告示された。いずれも無所属新人で、前市議の武田喜善(きよし)(73)=脇町小星、前市議の中川重文(68)=脇町拝原、前副市長の加美一成(64)=穴吹町穴吹=の3氏が立候補した。2005年の市発足時以来、17年ぶりの選挙戦となった。3氏は藤田市政の評価などをめぐり初日から舌戦を繰り広げた。投開票は10月2日。

 武田氏は脇町猪尻の事務所前で出陣式を開いた。人口減少対策や県と連携したインフラ整備などの必要性を強調し、「必ず勝つ選挙をやる。私を市のかじ取り役にしていただくようお願いする」と決意を述べた。

 中川氏は脇町拝原の事務所横で出陣式。「悪いしがらみや、悪いなれ合いを正していかないといけない。市民や行政、市議も含めて改善、変えていくべきことはたくさんある」と市政刷新を訴えた。

 加美氏は穴吹町穴吹の空き地で第一声を上げた。物価高騰の影響が市民生活に及んでいるとして、「すぐに補正予算を編成し、一日も早く市民を支援を届ける」と行政経験に基づく行動力をアピールした。

 武田、中川両氏は立候補に伴い市議を失職した。

 投票は10月2日午前7時~午後8時に市役所など29カ所で行う。このうち6カ所は投票締め切りを1~2時間繰り上げる。期日前投票は26日~10月1日の午前8時半~午後8時に、市役所など合併前の旧4町村の計4カ所で行う。このうち木屋平複合施設では締め切りを2時間早める。

 24日時点の有権者数は2万3866人(男1万1305人、女1万2561人)。