完成した夏秋イチゴの果実酒=三好市の池田高校三好校

 三好市の池田高校三好校が商品化に取り組んでいたイチゴの果実酒「高原の煌(きらめき)」が完成し、同市池田町マチの「NATAN葡萄酒(ぶどうしゅ)専門店」で販売を始めた。東みよし町の水の丸地区の特産・夏秋イチゴを使い、甘めに仕上げた。

 昨年度に食農科学科野菜専攻2、3年生だった9人が農家の協力を得て、イチゴの枝剪定(せんてい)作業などを行った。香川県さぬき市のワイン工場「さぬきワイナリー」に醸造を依頼し、今年6月に出来上がった。

 果実酒の香りを確かめた2年の橋本竜二さん(16)は「芳醇(ほうじゅん)な香りがした。20歳になったら味わってみたい」と話した。

 500ミリリットルの瓶入りで1500円。300本用意しており、注文があれば追加生産する。

 問い合わせは同校<電0883(72)0805>。