「マカロンの日」の10月9日から販売を始めるスダチを使ったマカロン=吉野川市鴨島町の菓子工房みずほ

「マカロンの日」の10月9日から販売を始めるスダチを使ったマカロン=吉野川市鴨島町の菓子工房みずほ

 吉野川市鴨島町喜来の菓子工房みずほが、徳島県特産のスダチを使った洋菓子のマカロンを作った。東京などのパティシエらでつくる任意団体・全日本マカロン協会の呼び掛けに応じて商品化した。協会が「マカロンの日」と定めている10月9日から店頭販売を始める。

 新商品は「マカロンすだちショコラ」。スダチは生地で挟むチョコレートクリームに使っており、すりおろした皮で生クリームに香り付けし、皮を取り除いた後に果汁を加えて爽やかな風味に仕上げている。スダチは阿波市土成町の牧本農園で栽培されている種なし品種「翠玉(すいぎょく)」を採用。酸味がまろやかでスイーツに合わせやすいという。

 泡立てたメレンゲに砂糖やアーモンドを加えて焼き上げた生地の表面には、スダチの実をイメージした緑の点を食用色素であしらっている。1個270円。

 全日本マカロン協会はマカロンの普及を目指し、全国の菓子店にオリジナルの新商品を10月9日に発売してもらうイベントを2016年から毎年実施。2022年は約100店が賛同する見込みで、徳島県内ではみずほだけが参加する。

 新商品は、協会のインスタグラムなどでも紹介される。みずほのシェフパティシエ山本和希さん(34)は「徳島特産のスダチを全国の人にもっと知ってもらいたいとの思いから考えついた。スダチを味わう文化が広がるとうれしい」と話している。