GAPを取得した夏秋イチゴやリーフレタスが並んだサラダバー=徳島県庁内の食堂

 徳島県は23日、衛生や環境保全の生産工程管理「GAP(ギャップ)」を取得した県産野菜のメニューを提供するフェアを県庁食堂で始めた。県は県産野菜の輸出拡大に向け、GAP野菜の五輪選手村への納入を目指しており、GAP野菜の認知度向上を目的に企画した。27日まで。

 国際規格のグローバルGAPや県版GAPを取得した白ナスや、リーフレタス、夏秋イチゴなどを定食のおかずやサラダバーで提供。県職員や来庁者が次々と注文し、味わっていた。

 県庁内の消費者庁消費者行政新未来創造オフィスで働く小西美由紀さん(42)はサラダを頬張り「とてもおいしい。五輪の基準を満たした野菜なら品質も安心」と話した。

 フェアでは期間中、24日の「とくしま藍の日」にちなみ、藍を使った茶も無料で提供している。

 県庁食堂の営業時間は午前11時から午後1時45分まで。