鳴門市撫養町斎田の県鳴門病院付属看護学校で27日、初めての実習を控えた1年生の戴帽式があり、37人が看護師への第一歩を踏み出した。
1年生は、この日初めて着た白衣姿で式に出席。上級生や保護者ら約130人が見守る中、鳴門病院の日野出裕美看護局長から、1人ずつナースキャップをかぶせてもらった。
ナイチンゲール像の燭台から、自分のろうそくに火を移し、自分たちで考えた「誓いの言葉」を全員で唱和。看護の心得をしっかりと胸に刻んだ。
荒瀬誠治学校長の式辞や在校生の祝いの言葉に続き、1年生を代表して、乃一紗也香さん(18)が「看護を通していつか人の役に立てるように自ら考え、行動していきます」と決意表明した。