災害が起きたのに役所にいなかったことを批判された自治体首長は、決まってこんな釈明をする。「いつでも連絡を取れるようにしていた」。「伊勢湾台風並み」と警告されていた台風14号が接近する中、仙台市に出張していた徳島市の内藤佐和子市長も、28日の記者会見で同じような言葉を口にした。

 今から18年前の2004年8月1日、国内の記録を塗り替える日降水量1317ミリの豪雨が上那賀町や木沢村(現那賀町)を襲った夜、徳島市内でジャズ鑑賞をしていたとして批判を浴びた首長もそうだった。内藤市長との「県市協調」でホール整備を手掛ける飯泉嘉門知事である。当時の取材に対し「常に連絡は取れるようにしていた」と言っている…