コロナ爆発の阿波踊り要因説を否定する徳島市の内藤市長の記事を読んで、「強弁」という言葉が浮かんだわ。強弁…広辞苑には「無理に理屈をつけて言い張ること」とある。

 記事によると「全てが阿波踊りに起因する陽性者かは完全に確認のしようがない」などとおっしゃとるようじゃが、これは「論点のすり替え」じゃよ。問われとるのは「全てかどうか」ではないわな。

 踊りの実行委員会では医師が問題点を指摘しとるけど、実行委も内藤市長も「スルー」という感じじゃな。医師は「第7波で医療現場は地獄を見た」と言うとるが、実はアチキもこの第7波でしっかり感染して死ぬかと思うたわ。アチキもずいぶん長く生きとるが、こんなガイなウイルスは初めてじゃった。熱は40度近くが3日間、その後もなかなか平熱に戻らず、味覚・嗅覚障害が10日間ほど、咳は1カ月以上たった今でも残っとる。

 阿波踊りで感染した800人以上のうち、相当の人が同じように地獄を見たんやとしたら、市長は現場への想像力がちょっと足りんのでないかいな。

 どうか市長におかれましては、責任逃れの強弁よりもコロナ対策の「勉強」の方にもっと力を入れてもらえるよう、お頼み申します。(美波のり平)

ガイな=荒くたい、強力な、しっかりしている