全国の凧揚げ愛好家が一堂に会する「鳴門凧揚げ大会」が29日、鳴門市の鳴門ウチノ海総合公園であり、個性豊かな凧が大空で競演した。
地元の鳴門大凧保存会をはじめ新潟、石川、岡山各県などから26団体が参加した。同保存会の会員たちは伝統の大凧「わんわん凧」の凧揚げに挑戦。互いに声を掛け合いながら一斉に綱を引くと、直径2~5メートルの三つの凧が次々と空に舞い上がった。
他にも、凧が200個つながった連凧や鳥をかたどった凧なども上がり、見物客は歓声を上げたり、写真を撮ったりしていた。
大会は、同保存会が愛好家同士の交流を深めようと毎年開いており、33回目。