支援者らと万歳をする加美氏(右から2人目)=2日午後10時40分ごろ、美馬市穴吹町穴吹の事務所近くの広場

支援者らと万歳をする加美氏(右から2人目)=2日午後10時40分ごろ、美馬市穴吹町穴吹の事務所近くの広場

 美馬市の藤田元治前市長の辞職に伴う市長選が2日投開票され、無所属新人で前副市長の加美一成氏(64)=穴吹町穴吹=が、ともに無所属新人で前市議の武田喜善(73)=脇町小星=と中川重文(68)=脇町拝原=の両氏を破り初当選した。まちづくりや子育て支援などを争点に舌戦を繰り広げ、藤田市政の継承・発展を掲げた加美氏が次点の武田氏に1166票差をつけた。投票率は64・88%。前回2005年(82・69%)を17・81ポイント下回ったものの、近年行われた県内市長選で最も高かった。任期は2日から4年間。

 加美氏は9月2日に立候補を表明し、6日付で副市長を辞職。副市長時代に導入に携わったデジタル地域通貨を活用した経済活性化や、子育て支援策の充実、中学部活動の支援強化などを掲げ、藤田氏の後継として市政の継続を訴えた。

 ほとんどの市議の支援を取り付け、市内各地で街頭演説。動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用して若い世代にも主張を浸透させ、幅広い支持を集めた。

 武田氏は子育て支援や商業活性化などを訴え、中川氏は旧町村で異なる規定の統一などを掲げたが、藤田市政に批判的な層の票が割れ、伸ばせなかった。

 当日有権者数2万3715人(男1万1224人、女1万2491人)▽投票者数1万5386人(男7192人、女8194人)▽投票率64・88%(男64・08%、女65・60%)▽有効1万5256票▽無効129票▽持ち帰り1票。

 

美馬市長選開票結果 (選管最終)

当 7,742 加美一成 64 無新
  6,576 武田喜善 73 無新
     938 中川重文 68 無新

 ▷有効 15,256 ▷無効 129 ▷持ち帰り 1

 

候補者名簿
https://public.flourish.studio/visualisation/11252623/

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