感謝の気持ちを込めて茶せんを火の中に投じる参列者=徳島市の瑞巌寺

 「茶せん供養法会」が29日、阿波の茶会発祥の寺とされる瑞巌寺(徳島市東山手町3)であり、茶道各流派の師範や門下生ら約100人が参列した。

 先代住職で閑栖(隠居)の内藤大然さん(74)が境内にある茶せん塚に茶を立てて供えた後、石臼に入れられた古い茶せんに火を付けた。持ち寄られた茶せんは約700個。読経の中、着物姿の女性らが道具への感謝の気持ちを込めながら、茶せんを次々と火の中に投じて手を合わせた。

 茶道を習い始めて4年目の打越静子さん(40)=松茂町広島、サービス業=は「これからも道具を大切にしながらお茶を楽しみたい」と話していた。