10日のがんカフェで「生きる糧となるようないのちの話」と題して講演する和泉唯信教授

10日のがんカフェで「生きる糧となるようないのちの話」と題して講演する和泉唯信教授

がんカフェの運営について話し合う牧師(右)ら=徳島市幸町3の徳島インマヌエル教会、2016年

がんカフェの運営について話し合う牧師(右)ら=徳島市幸町3の徳島インマヌエル教会、2016年

 がん患者らがお茶を飲みながら悩みや希望を語り合う「賀川豊彦記念 がんカフェとくしま」が10日、徳島市幸町3の徳島インマヌエル教会で開かれる。6年ぶりとなる講演会もあり、徳島大大学院医歯薬学研究部の和泉唯信教授が「生きる糧となるようないのちの話」と題して話す。

 僧侶でもある和泉教授が臨床医として難病患者に寄り添ってきた経験や医療の今後について話す。グループごとのディスカッションの時間も設け、参加者に病気の不安や悩みなどを自由に話し合ってもらう。

 がんカフェは、対話によって生きる支えとなる言葉を「処方する」という、がん哲学外来を実践する場として順天堂大医学部教授らが始めた試みで、全国に広がっている。県内では同教会が2016年10月に初めて開催。その後定期的に催されていたが、新型コロナウイルスの流行が本格化した20年以降は年2、3回の不定期開催だった。

 賀川の名は、がん哲学外来の考え方に影響を与えた新渡戸稲造と親交が深かったことから用いられたという。

 午前10時から正午まで。がん患者や家族、関係者以外の参加も可能。無料。問い合わせは教会、電話088(652)2481。