県展第1期展が始まり、魅力的な作品の数々に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

県展第1期展が始まり、魅力的な作品の数々に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

県展第1期展が始まり、魅力的な作品の数々に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

県展第1期展が始まり、魅力的な作品の数々に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

 第76回徳島県美術展(県民文化祭開催委員会、県美術家協会、徳島新聞社主催)が5日、徳島市のあわぎんホールで始まった。第1期展は10日まで。

 第1期展には全7部門のうち、日本画、洋画、彫刻の入賞・入選作品156点と無審査作品25点の計181点を展示。日本画の第1席に当たる県議会議長賞を受賞した宮越千佳さん(51)=石井町浦庄、石井中美術教員=の「ひととき」は、窓際に茂る草花を丁寧に描いて心休まる空間をつくりだしている。

 洋画の第1席、県教育長賞に選ばれた松本啓子さん(73)=徳島市国府町早渕=の「さくら坂」は、桜の花びらで覆われた坂道に木々の影を落とすことで光と影を巧みに演出。彫刻の第1席、徳島新聞社長賞の大貝寿子さん(65)=徳島市津田本町3、食品卸業=の「つなぐ」は、向き合う2体の像が伸びやかに立ち上がり、生命を次世代につなぐ大切さを表現している。

 昨年開設された現代アート部門を改称した「クリエイター部門」の入賞・入選30点も出品。魚の骨や貝殻を組み合わせて花火を表現した作品や、ハンドベルの音階に応じてLED照明の色が変わる作品など、個性豊かな作品が注目を集めていた。

 クリエイター部門を鑑賞した田野京子さん(78)=徳島市住吉4、主婦=は「いろんな発想の作品が見られて楽しかった。この部門がもっと発展することを期待したい」と話した。

 第2期(写真、美術工芸、デザイン)は12~17日、第3期(書道)は19~24日。午前10時から午後4時半まで。入場料は一般・大学生800円、高校生以下は無料。