ロープを使った救助技術を競う大会「四国ロープレスキュー・リサーチ・ラリーinみよし」が、三好市で開かれた。
1チーム5人制で香川、岡山、島根、沖縄の4県から消防士らでつくる5チームが出場し、吉野川や支流の白川谷川の川岸などで競技を実施。高さ約10メートルのロープの上り下りや、要救助者役を乗せた担架を引き上げる競技など6種目を行い、タイムや技術の正確さを競った。
競技の結果、高松市消防局の「TR-Rescue KAGAWA」が2年連続で優勝した。
大会はラフティング会社を経営する矢野哲治さん(51)=同市池田町イタノ=らが企画し、山間部などでの事故対応力の向上を目的に2013年から開いている。