とくしま動物園(徳島市)のエントランス広場に、高さ4メートルの巨大クリスマスツリーが初めてお目見えした。子どもが手の届く高さに、この1年間に生まれた動物の赤ちゃんの写真パネルを飾り付けており、来園者は一足早いクリスマス気分を味わっている。
写真パネルの裏側には成長した現在の姿が写っており、赤ちゃんのころの様子と見比べられる仕掛け。アンデスコンドルの「ココ」やレッサーパンダの双子「よもぎ」「さくら」など、愛くるしい写真の数々がツリーを囲むように取り付けられた。一帯にはクリスマスソングが流れ、ムードを盛り上げている。
クリスマスイベントの餌やりなどで活躍していたトナカイの「メリー」が11月に急死したことを受け、来園者に少しでもクリスマスを楽しんでもらおうと企画した。
ツリー展示は25日まで。23日は「どうぶつえんのクリスマス」と銘打ち、サンタクロースに扮した来園者は入園無料になるほか、先着200人にプレゼントを贈る。