こたつに入って4K映像に見入る来場者=神山町神領の寄井座

 高画質な4K映像の作品を紹介する「4K徳島映画祭」(実行委主催)が4日、神山町で始まった。全国の映像制作会社やテレビ局が自然風景、名所旧跡などを撮影した約50作品が、廃校舎や古民家などの4会場で上映されている。6日まで。

 会場は、劇場寄井座と旧左右内小学校、名西酒造酒蔵、古民家を改修した宿泊施設「WEEK(ウイーク)神山」。富士山、長崎県の軍艦島といった名所や動物、F1レースなどを捉えた30分程度の作品を、それぞれ毎日15~20本上映する。

 寄井座は「こたつシアター」と銘打ち、40畳の会場に120インチのスクリーンとこたつ20台を設置。神山町の映像制作会社・えんがわが阿波踊りや地元の自然を撮影した作品が披露され、鮮明で臨場感あふれる映像に感嘆の声が上がっていた。森下喜子さん(78)=神領=は「神山の魅力も紹介されていて良かった」と話した。

 入場無料。5、6両日は4K技術の紹介やトークショーを行う「とくしま4Kフォーラム」があり、地元グルメのブースも並ぶ。

 映画祭は、4Kの魅力を発信しようと、えんがわや県が初めて企画した。えんがわの隅田徹代表は「地方からでも最先端の行事を発信できることを証明したい。映像を通して徳島の良さに触れてほしい」と話している。