観光イチゴ農園で熟した実を頬張る来園者=東みよし町中庄

観光イチゴ農園で熟した実を頬張る来園者=東みよし町中庄

 東みよし町中庄の産直市「ええもん市場」隣に5日、観光イチゴ農園「苺(いちご)一会(いちえ)縁(えん)」がオープンした。来年5月末まで開園する。同園によると、イチゴ狩りは通常3~5月に行われることが多く、冬季に楽しめる観光農園は珍しい。

 約5アールのハウス内は大粒で赤色が美しい品種「アスカルビー」が鈴なり。甘酸っぱい香りが漂う中、来園者はみずみずしい果実を摘み取り、舌鼓を打っていた。加茂小4年の深来勇気君(9)は「すごくおいしい。今度は友達と来たい」と満足そうだった。

 町特産のイチゴをPRするとともに、産直市の集客アップにつなげるのが目的。水の丸苺生産組合の遠藤弘行組合長(50)=同町加茂=と、イチゴの生産や加工などを手掛けるミカモフレテック(美馬市)が運営する。

 入園料は中学生以上2300円、小学生1800円、3歳以上1500円(1、5月に変更あり)で、午前9時~午後5時開園。月曜休園。問い合わせはええもん市場<電0883(87)8678>。