徳島市立木工会館に7日、2016年のえとである「申(さる)」を描いた藍染のタペストリーがお目見えし、15年の「未(ひつじ)」から引き継がれた。
タペストリーはいずれも縦120センチ、横95センチ。同館の運営ボランティアがデザインし、徳島市内の藍染業者が型染めで仕上げた。
式には阿波国慈恵院保育園の園児24人が招かれた。タペストリーの前で、未と申に扮(ふん)したボランティアメンバーが引き継ぎ書を交わした後、園児がえとの由来をテーマにした童謡を歌い、盛り上げた。
未のタペストリーは28日まで、申は来月15日まで玄関ホールに飾られる。