第100回全国高校野球選手権記念徳島大会の最終日は26日、鳴門オロナミンC球場で行われ、第1シードの鳴門が第3シードの生光学園に4ー2で勝ち、2年ぶり12度目の優勝を果たし、甲子園出場を決めた。鳴門は先制されたが、三回に集中打で逆転した。生光学園は3投手の継投で粘り強く戦い、終盤に好機を迎えたものの、得点には結び付けられず、徳島県の私学として初の甲子園出場はならなかった。

 第1試合 鳴門×生光学園(13時31分)    
鳴門オロナミンC球場(決勝)
 
生光学園
鳴門 X
鳴門が2年ぶり12度目の優勝

<バッテリー>(鳴門)西野-中村
       (生光学園)齋藤、梶谷、安藝-山口

<長打>【三塁打】大下(鳴門)
    【二塁打】浦(鳴門)湯浅(生光)

生光学園対鳴門 3回、鳴門2死一塁、浦が中越え二塁打を放ち4―1とする=鳴門オロナミンC球場

【試合経過】

一回表:鳴門は左腕・西野がマウンドへ。

一回表:生光学園の1番は吉田。初球を打ってセンター前ヒット、ノーアウト1塁。

一回表:2番森本は左打席に。ボールを選んで四球で出塁。ノーアウト1、2塁。

一回表:3番月岡は右打席へ。バントを転がすと一塁手は捕って一塁へ送球し、アウト。送りバント成功で、1アウト2、3塁。

一回表:4番湯浅は初球を打ってライトへの大きなファールフライ。三塁ランナーがタッチアップからホームインし、生光学園が先制。なお2アウト3塁

一回表:5番山口が右打席に。低めの変化球にバットが空を切り空振り三振。追加点はならず3アウトチェンジ。

 

一回裏:生光学園は右腕・齋藤が先発。

一回裏:1点を追う鳴門は1番塩唐松が右打席に入る。外角のボールに手が出ず、見逃し三振で1アウト。

一回裏:2番大下は右打席に。打ち上げてショートフライで2アウト。

一回裏:3番宮崎は左打席に。うまく捉えて左中間に運ぶがセンターがランニングキャッチで3アウトチェンジ。

 

二回表:生光学園は6番千田が右打席へ。低めの変化球に手が出ず見逃し三振、1アウト。

二回表:7番榮が右打席に。センター返しの打球をショートがさばいてショートゴロで2アウト。

二回表:8番大西が左打席に。引っ張るがセカンド正面へのゴロ。一塁送球で3アウトチェンジ。

 

二回裏:鳴門は4番三浦光から。右打席に入る。たたきつけた打球はショートの左を抜けてセンター前へ。ノーアウト1塁

二回裏:5番浦が左打席に。センターフライで1アウト。1アウト1塁。

二回裏:6番中村が右打席へ。サードへ強烈な打球。体に当てて前に落として1塁へ送りアウト。ランナーは進塁し、2アウト2塁。

二回裏:7番庄野が左打席に。内角低めへ変化球に空振り三振で3アウト。鳴門は得点ならず。

 

三回表:生光学園は9番齋藤が右打席に入る。打ち上げてショートフライで1アウト。

三回表:1番吉田は内角の厳しいコースに手が出ず、見逃し三振。2アウト。

三回表:2番森本はピッチャー返し、ピッチャー西野が捕って一塁へ送球し、3アウトチェンジ。

 

三回裏:鳴門は8番西野が左打席に。センター前にはじき返し、ヒットで出塁。ノーアウト1塁。

三回裏:9番田口が左打席へ。キャッチャー前に転がし、送りバント成功。1アウト2塁。

三回裏:1番塩唐松はつまってサードゴロ。三塁手が捕って一塁へ送球するもワンバウンドとなり、一塁手は捕球できず、ミットをはじいてライトへ転がる。1アウト2、3塁。記録は送球エラー。生光学園は今大会初のエラーを記録。

三回裏:2番大下は左中間を破る大きな当たり。ランナーは二者生還し、鳴門が逆転。三塁打となり、1アウト3塁。

三回裏:3番宮崎の打球は一塁線を襲う。一塁手・千田が好捕し、ベースを踏んでアウト。2アウト3塁。

三回裏:4番三浦光が右中間へ運び、ヒット。3塁走者が生還し追加点。鳴門が3-1とリードを広げる。なお2アウト1塁。

生光学園はベンチから伝令を送る。

三回裏:5番浦はセンターオーバーの2塁打。鳴門がさらに1点を追加し、4-1と突き放す。2アウト2塁。

生光学園はピッチャーを交代。右アンダースローの梶谷がマウンドへ。先発・齋藤はベンチに下がる。

三回裏:6番中村は一、二塁間へのゴロ。一塁手が捕ってベースを踏んで3アウト。しかし、鳴門が集中打で逆転に成功する。

 

四回表:3点を追う生光は3番月岡からの好打順。引っ張って三遊間を破るレフト前ヒット。ノーアウト1塁。

鳴門は伝令が出て内野手がマウンドに集まる。

四回表:4番湯浅はレフトへ強烈な打球を放つ。レフト頭上を越える2塁打となり、1塁ランナーがかえり、1点を返す。生光2-4と追い上げる。ノーアウト2塁。

四回表:5番山口は強い当たりのショートゴロ。ショートがはじくも、すぐに拾って一塁へ送球しアウト。1アウト2塁。

四回表:6番千田は粘るも外角のワンバウンドの球にバットが出て空振り三振。2アウト2塁。

四回表:7番榮は外角低めのボールを空振り三振。ワンバウンドになり、振り逃げを狙うもキャッチャーが一塁へ送球しアウト。3アウトチェンジ。生光学園は好機が続いたが1点止まり。

 

四回裏:鳴門は7番庄野から。逆方向へはじき返すがショートゴロで1アウト。

四回裏:8番西野は打ち上げてファールフライ。三塁手が捕って2アウト。

四回裏:9番田口はセーフティーバンドで一塁側へ転がすも、キャッチャーがさばいて3アウトチェンジ。

 

五回表:生光学園は8番大西から。センターへ大きな当たりもセンターフライで1アウト。

五回表:9番梶谷はこの試合初めての打席。右打席に入る。センター右への打球はセンターがつかんで2アウト。

五回表:1番吉田の打球は三塁へのゴロ。三塁手がはじいて、投げられず、エラー。2アウト1塁。

五回表:2番森本は初球を打ってショートゴロ。2塁へ送りフォースアウトで、3アウトチェンジ。

 

五回裏:鳴門は1番塩唐松から。ライトフライで1アウト。

五回裏:2番大下はタイミングが合わず外角の球を空振り三振、2アウト。

五回裏:3番宮崎は低めを見逃し三振。2者連続三振で3アウトチェンジ。

 

六回表:生光は3番月岡が打席に入る。引っ張ってショートの左を破りレフト前ヒット。ノーアウト1塁。

六回表:4番湯浅は逆方向へ運ぶもライトフライで1アウト。1アウト1塁。

六回表:5番山口は打ち上げてショートフライ。2アウト1塁。

六回表:6番千田の打席。3球目に1塁ランナー・月岡が盗塁を試みるも、鳴門のキャッチャー中村が刺して、3アウトチェンジ。

 

六回裏:鳴門は4番三浦光から。四球で出塁、ノーアウト1塁。

生光はベンチから伝令が出て、野手がマウンドに集まる。

六回裏:5番浦はセカンドへのゴロ。二塁手が2塁のカバーに入った遊撃手に送り、1アウト。1塁への送球しがややそれたが、ベースを踏んで2アウト。ダブルプレーで2アウトランナーなし。

六回裏:6番中村の打球はピッチャーがはじくも、二塁手が拾ってセカンドゴロで3アウトチェンジ。

 

七回表:生光学園は6番千田から。三遊間へのゴロは三塁手がつかんで一塁へ送球。千田は一塁へのヘッドスライディングを見せたがアウト。1アウトランナーなし。

七回表:7番榮はサードゴロ、三塁手がはじくもすばやく送球、ヘッドスライディングで飛び込むもアウト。2アウトランナーなし。

七回表:8番大西は空振り三振。3アウトチェンジ。

 

七回裏:鳴門は7番庄野からの攻撃。四球を選び、ノーアウト1塁。

七回裏:8番西野はバント。うまく転がすと、キャッチャーが捕って一塁へ送球し、アウト。送りバント成功で1アウト2塁。

七回裏:9番田口はセカンドゴロ、2アウト。ランナーは進塁し、2アウト3塁。

七回裏:1番塩唐松の打球はレフトに上がるも、レフトへのフライで3アウトチェンジ。鳴門は追加点ならず。

 

八回表:生光学園は9番ピッチャー梶谷に代わり、代打秦が右打席に。引っ張って三ゴロで1アウト。

八回表:1番吉田は四球を選んで出塁。1アウト1塁。

八回表:2番森本に代打室井。右打席に入る。センター前に運び、1アウト1、2塁。

八回表:3番月岡はピッチャー前にバント。ピッチャー西野が一塁へ送球しアウト。送りバント成功。2アウト2、3塁とチャンスを広げる。

八回表:4番湯浅。初球ボールの後、鳴門の野手がマウンドに集まる。鳴門は伝令が出て内野手がマウンドに集まる。

八回表:4番湯浅は、際どいコースへのボールに手を出さず、ストレートの四球。2アウト満塁。

八回表:5番山口はフルカウントから、ピッチャーへの打球。ピッチャー西野がはじくもセカンドが拾って一塁へ送球し3アウト。生光学園は三者残塁で得点ならず。

 

八回裏:生光学園は右腕・安藝がマウンドへ。代打・室井はそのままライトの守備へ。

八回裏:鳴門の2番大下はライトへの大きな当たりもライトフライで1アウト。

八回裏:3番宮崎の打球はピッチャー返し。安藝のグラブをはじいて二遊間を抜ける。センター前ヒット。1アウト1塁。

八回裏:4番三浦光はフルカウントから外角のワンバウンドの球に空振り三振で2アウト。1塁ランナー・宮崎はスタートしていたが、キャッチャーは後逸して投げられず、ランナーは進塁(記録は盗塁)。2アウト2塁。

八回裏:5番浦は打ち上げて一塁ファールフライで3アウトチェンジ。

 

九回表:生光学園は6番千田から。鳴門は西野が最終回もマウンドへ。

九回表:6番千田は三遊間への深い当たり。ショートが捕って一塁へ送るもヘッドスライディングした千田がわずかに早くセーフ。内野安打でノーアウト1塁。

九回表:7番榮はセーフティ気味にピッチャーの右へバント。ピッチャーは捕れず、セカンドが捕球するも一塁へ送球できず。内野安打でノーアウト1、2塁とチャンス拡大。

九回表:8番大西はバント。ピッチャー前にうまく転がし送りバント成功。1アウト2、3塁。

九回表:八回から登板の9番安藝は、この試合初打席。バントの構えなどで揺さぶり、四球を選ぶ。1アウト満塁。

九回表:1番吉田はショート正面へのゴロ。ショートから2塁へ送り2アウト、1塁へ転送されて3アウト。ダブルプレーで試合終了。

 

鳴門が粘る生光学園の反撃を抑え、2年ぶり12度目の優勝を果たす。