年賀はがきの受け付け開始に合わせて設けられた特設ポストにはがきを投函する市民=徳島市の徳島中央郵便局

年賀はがきの受け付け開始に合わせて設けられた特設ポストにはがきを投函する市民=徳島市の徳島中央郵便局

 2016年用の年賀はがきの受け付けが15日、全国で一斉に始まり、徳島市八百屋町1の徳島中央郵便局では早速、市民が鏡餅や門松が描かれた幅約2・5メートルの特設ポストに、はがきの束を投函していた。

 局内には午前9時すぎから、年賀はがきの束を手にしたお年寄りや女性らが姿を見せた。約300枚を出した岡部富子さん(64)=同市川内町金岡、会社員=は「年賀はがきは年初のけじめのようなもの。元日に読んでもらえるよう、余裕を持って出しました」と話した。

 今年の元日に、県内で配達された年賀はがきは約1076万通。同局は「元日に届くよう、できるだけ25日までに投函してほしい」と呼び掛けている。