女性の視点で新たな商品やビジネスを生み出す「東みよし町女子力活用プロジェクト」のフィールドワークが12~14日、同町であった。地域おこしの方策を研究する関西学院大の学生らが町特産の「夏秋イチゴ」を使った化粧品を試作した。
同大の3年生4人が町内の企業や民宿を見学。14日は町内在住の女性らと共に、県西部でアロマセラピー教室を主宰する寺尾和代さん(49)=三好市池田町白地=から、イチゴを材料に取り入れたハンドクリームや石けんの作り方を学んだ。その後、「販売するなら、かわいい容器が必要」「化粧品作りをツアー内容に盛り込むのはどうか」などと意見を出し合った。同大の真壁悠理子さん(20)は「加工方法に課題はあるが、商品開発に向けてヒントになった」と話した。
プロジェクトは、県西部の自治体などが進める「にし阿波・地域連携ビジネス創出支援事業」の一環。2016年2月に新商品開発などについてのアイデア報告会がある。