青少年のボランティア活動を顕彰するボランティア・スピリット賞(プルデンシャル生命、ジブラルタ生命など主催)で、鳴門第一中学校ボランティア部と、「緑のリサイクル・ソーシャル・エコ・プロジェクトチーム」(新野高校、小松島西高校勝浦校)がコミュニティ賞を受賞した。
鳴門第一中ボランティア部は5年連続の受賞。校内の掃除や花の手入れを行っているほか、地域住民と川の清掃をしたり、市内の介護福祉施設の高齢者と交流したりするなど精力的に活動している。部長の山下実奈海さん(15)=3年=は「今後も住民と連携して、地域のためにボランティア活動をしていきたい」と話した。
新野高の15人と勝浦校の35人でつくるエコ・プロジェクトチームは昨年に続く受賞。刈り草を原料に堆肥を作って、阿南、徳島両市で配布したのをはじめ、校内では緑のカーテン作りを進めた。新野高3年の阿部光彦君(18)は「地球温暖化防止のために行ってきた活動が評価されてうれしい。これからも地域に貢献したい」と話した。
スピリット賞には全国の1807団体・個人から応募があり、ブロック賞に40団体・個人、それに次ぐコミュニティ賞に150団体・個人が選ばれた。