襖からくりの4K映像が紹介された上映会=徳島大常三島キャンパス

 徳島県内の農村舞台で人形浄瑠璃とともに上演されてきた「襖からくり」を収めた4K映像の上映会が18日、徳島市の徳島大常三島キャンパスであった。

 神山町の映像制作会社「えんがわ」の4K作品は、同町神領の農村舞台「小野さくら野舞台」に残る襖からくりなどを紹介。勇壮なワシや桜の絵が次々と映し出され、約50人の観客は最先端技術で見る伝統芸能の美しさを堪能した。とくしま座による「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」の上演もあった。

 徳島市国府町和田の主婦竹中陽子さん(58)は「初めて襖からくりを見た。色鮮やかで感動した」と話していた。

 上映会は、徳島大地域創生センターとえんがわ、徳島市の阿波十郎兵衛屋敷が進める「阿波人形浄瑠璃共創プロジェクト」の一環で、人形浄瑠璃の活性化を目指している。