徳島県が誘致を提案している消費者庁の長官らが神山町で行う試験的な勤務に向け、県の「神山オフィス準備チーム」が18日、県庁で初会合を開いた。
準備チームはインターネットなどの専門分野を担当する職員14人で構成。会合では、距離的障壁を克服するネット環境を充実させることが移転実現の鍵を握るとみて、消費者庁のシステムとの連係やセキュリティー対策の確保に重点的に取り組むことを確認した。
テレビ会議システムだけでなくタブレット端末を使い勤務実証ができる環境も整える。誘致場所として県が提案している県庁での実証も求めていく考え。
チームリーダーの平井琢二地方創生推進課長は「支障なく普段の仕事を神山でできるかに移転の実現が懸かっている。職員の知見を集めて対応したい」と話した。
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