南阿波サンラインに姿を現したニホンカモシカ=牟岐町灘(南部さん提供)

 牟岐町灘の南阿波サンラインに22日、国特別天然記念物のニホンカモシカが現れ、阿南市福井町羽広、会社員南部雅弘さん(55)が写真に収めた。

 ニホンカモシカは体長約1メートル。午後1時半ごろ、南阿波サンラインを横断したのを南部さんが見つけた。車を止めてカメラを向けると、道路そばの山の斜面を少し登ったところで振り返り、南部さんを見つめたという。

 県教委教育文化政策課によると、2015年度の目撃情報は県内で13件目。今回の現場近くでは13年にも目撃されている。ニホンカモシカは単独で行動し、縄張りをつくる習性があることから、一帯を縄張りとする個体がいるとみられる。同課は「分布データを集めるため、目撃したり死亡個体を見つけた時は連絡してほしい」と呼び掛けている。