国際スポーツ大会のキャンプ地誘致に向けた徳島県の準備委員会が22日、県庁であり、県は2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、カナダとウェールズに県内キャンプを働き掛ける意向を示した。20年の東京五輪・パラリンピック、21年の関西ワールドマスターズゲームズ(WMG)でも誘致に向けた方針を示した。

 ラグビーW杯では、15年イングランド大会のキャンプ中に地域との交流を積極的に行ったカナダと、県関係者を通じて接触できるウェールズを選んだ。公認キャンプ地の選定要件は来年春から夏ごろに組織委員会が発表する予定で、それに応じたハードの整備も進める。

 五輪・パラリンピックは、交流実績があり文化面などの交流も期待できるドイツを候補とした。07年に友好都市提携を結んだニーダーザクセン州のスポーツ連盟から紹介された柔道やカヌー、ハンドボールの関係者を皮切りに働き掛けていく。WMGは、既に射撃やトライアスロンなど12競技の県内開催を組織委に申し入れている。

 誘致に向けた機運醸成のため、県は16年2月21日に鈴木大地スポーツ庁長官を招いたイベント、同9~13日にドイツのハンドボール協会、カヌー協会関係者との県内交流を計画している。3月5、6の両日には、WMGのプレ大会と位置付ける日本サーフィン連盟の公認大会を海陽町や高知県東洋町で開く。