地元産の食材や、商品にならずに捨てられる食材を使った料理を振る舞う「エシカル(倫理的)食堂」が28日、石井町中央公民館藍畑分館で開かれ、地元の園児・児童と保護者ら27人が参加した。
町内農家の女性有志でつくる「コロコロおばちゃんの会」が企画。会員が育てた、市場に出荷できない規格外のジャガイモやトウモロコシを使ったカレーライスやスイカなど5品を用意した。参加者は材料について説明を受け、皿によそって味わった。
NPO法人フードバンクとくしまで規格外の野菜と交換した菓子も配られた。
藍畑小5年の中東奈菜美さん(10)は「作った人に感謝し、好き嫌いなく残さずに食べたい」と話した。
食堂は昨年度に始め、本年度はあと2回開く予定。