大クスにしめ縄を飾り付ける保存会の会員=東みよし町加茂

 東みよし町の国指定特別天然記念物「加茂の大クス」に25日、巨大しめ縄が飾り付けられ、新年を迎える準備が整えられた。

 しめ縄は長さ約17メートル、重さ約300キロ。地元の大楠保存会の10人が古いしめ縄を取り外して燃やした後、清酒と塩、火打ち石で新しいしめ縄を清めた。白装束に身を包んだ会員は、風雨で傷まないようビニールでくるんだしめ縄を幹に巻き付けた。

 保存会の新田重正会長(83)=同町加茂=は「みんなが一年間、無病息災に過ごせるよう祈りを込めた」と話した。

 加茂の大クスは推定樹齢約千年の大樹。町のシンボルとして親しまれており、毎年この時期にしめ縄の掛け替えが行われている。