徳島県中学校総合文化祭が26日、徳島市の県立21世紀館であり、生徒たちが日ごろ取り組んでいる文化・芸術活動の成果を発表した。
伝統芸能の発表には3校の生徒が出演。保護者ら約200人を前に、川内中(徳島市)は阿波人形浄瑠璃、吉野中(阿波市)は獅子舞、貞光中(つるぎ町)は一宇雨乞い踊りを披露した。吉野中3年の今井琳太郎君(14)は「伝統芸能を頑張る同年代と発表し合えるのは励みになる」と話した。
総合文化祭は中学生の文化・芸術活動を活性化させようと、県中学校文化連盟などが初めて開いた。伝統芸能発表のほか、美術や書道、社会科、理科、技術・家庭科の作品展があり、優秀作が表彰された。