インディゴソックスの選手たちに声援を送る応援席=JAバンク徳島スタジアム

 四国アイランドリーグPlusの後期が始まりました。徳島インディゴソックスは開幕戦を勝利で飾り、29日は第2戦に臨みました。福岡ソフトバンクホークスと対戦し、4時間近くに及ぶ熱戦の末、引き分けに終わりました。

 四国アイランドリーグは、NPBのプロ野球選手を目指す選手たちが戦っています。徳島インディゴソックスには、明徳義塾時代に甲子園を沸かした岸選手や、慶應大学で四番を打っていた谷田選手らがいます。一度は晴れやかな舞台で活躍した選手たちが、一から懸命に戦う姿を見ると、応援したくなります。

 試合後は全選手が観客席の出口で待ち構え、お礼しながら見送ります。サインや記念撮影にも気さくに応じ、ファンを大切にする球団の姿勢がうかがえます。

 ぜひ夢をあきらめない選手たちを応援するため、球場に足を運んでみてください。すると、なぜか不思議な気持ちになります。応援しているはずなのに、逆に力をもらえます。必死に追い掛ける姿を見ると、こちらも頑張らないとと思うんですね。(#夕刊編集部)