徳島小松島港に初入港した「フェリーびざん」=徳島市のマリンピア沖洲

 徳島と東京、北九州を結ぶオーシャン東九フェリーの新造船「フェリーびざん」(約1万3千トン)が26日、試験運航のため徳島小松島港に初入港し、マリンピア沖洲(徳島市)の新ターミナルビルで記念式典が開かれた。1月3日に就航する。

 国土交通省や県、フェリーを運航するオーシャントランス(東京)の関係者ら35人が出席。飯泉嘉門知事が「2019年には四国横断自動車道の徳島東インターチェンジが完成予定。県としても、一大物流産業拠点へ発展するように取り組みたい」と祝辞を述べ、高松勝三郎社長が「ターミナルが四国4県の関東に向けての玄関口となるよう利用拡大に努めたい」とあいさつした。式典後、出席者は船内を見学した。

 びざんは全長191メートル、幅27メートルで、現在の約1・7倍となる190台分のトラックやトレーラーの積載が可能。旅客定員は266人。バリアフリーやペットの同伴ができる客室も備えた。

 同航路では4隻が運航しており、残りの3隻も5、6、9月に新造船に切り替える。4隻の総建造費は約200億円。新造船の導入に伴い同社は、登記上の本店を北九州市から徳島市に移転させる予定にしている。