絵本「100万回生きたねこ」で知られる絵本作家、佐野洋子の特別展(実行委、徳島新聞社、県教委主催)が開かれている徳島市の県立近代美術館で29日、ワークショップ「ねこの絵本をつくろう」があり、児童ら68人が参加した。
子どもたちは同館学芸員から絵本の特徴や作り方を教わった後、猫の写真などを参考にして、物語の展開に頭を悩ませながら文章や絵を書いた。最後には完成した絵本を発表し、互いに感想を言い合った。
2匹の猫が冒険する絵本を作った生光学園小6年の天田芹奈さん(11)は「物語を書くのが好きなのでうれしい」と話した。
特別展は9月2日まで。月曜休館(8月13日は開館)。