大みそかの深夜に美馬市美馬町の寺町地区周辺をろうそくの明かりで照らす竹灯籠の準備作業が29日、同町宮西の安楽寺で行われた。竹灯籠の点灯は今年で13回目。
住民15人が参加。吉野川河川敷で伐採した竹約200本を長さ150センチと50センチの2種類に加工し、竹の節と節の間にろうそくを入れる窓を開けた。
竹灯籠は、寺町地区の寺院境内や道路に400本、八幡神社(同町八幡)に150本を設置。31日午後11時半から1日午前1時まで火をともし、初詣客を迎える。寺町地区では住民によるうどん、あめ湯などの接待もある。