サッカーJ2徳島ヴォルティスが次期監督として、スペイン1部のレアル・ソシエダードでチーフアナリストをしているベニャート・ラバイン氏(35)を最有力候補に挙げていることが25日、分かった。交渉は大詰めを迎えているとみられる。2021年から2年間監督を務めたダニエル・ポヤトス氏(44)が来季はJ1のG大阪の監督に就任することが決まり、徳島は後任を探していた。

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 ラバイン氏はスペイン出身で、同国U―17代表や、同国1部のレアル・マドリードの下部組織などで指導。18年にソシエダードに入った。チームは現在、スペイン1部リーグで20チーム中、3位につけており、開催中のワールドカップ(W杯)カタール大会に出場している日本代表MFの久保建英が在籍している。

 徳島はシーズン中の10月上旬にスペイン出身のポヤトス氏に続投を要請していた。ところが、G大阪からもオファーを受けたポヤトス氏は移籍を決断。11月23日にG大阪の監督に就任することが発表された。

 徳島は、クラブの個性として築き上げてきた攻撃的かつ組織的なパススタイルを継承できる人材を探しており、華麗なパスワークを志向するスペイン式サッカーをチームに落とし込むことができ、育成手腕の確かな指導者の獲得に動いたとみられる。

 ラバイン氏の招聘(しょうへい)に成功すれば、17~20年に指揮を執ったリカルド・ロドリゲス氏(48)、ポヤトス氏に続いて3人目の外国人監督となる。